ひとを動かすこと-能動的-スピノザ

ひとを動かす、動いてもらう、
今まさに、3/19に向けて取り組んでいることで、今の僕が一番必要としている技術・手立て。

去年の「いまここ」の撮影でも同じように感じて、
「ポートレート、役に立たないかもしれないけど、思ったように撮ってみたい!やりたい!挑戦したい!」ということを決めたとき、
当然だけど「誰かにお願いしなきゃできない」となった。

そのときに、人間活動の大抵は「誰かに何かをお願いする/される」こと、
「そのためのコミュニケーション」なんだなと
とても当たり前のことを実感した。

そしてそこに重なったのが、同年の前半に触れていたスピノザの考え方。
彼の「能動的」は現代の我々が捉えている意味と少し違う感覚があって
「自分が原因を生み出す行為を起こすこと」を能動的とした。(と僕は理解した)

なにげない日々も「原因」として我々は生活している。

今回の僕の取り組みは、至極当然に「やっているはずだった」ことに
気づき挑戦することだ。

昨年との違いは、広く知らせようとしたこと。
「こんなことやります!興味ある方はきてください!」
(前回は、ひとりひとりに声をかけて協力してもらった)

「お願いして、人に動いてもらう」のは同じなんだけれど、アプローチが違う。
僕も、参加してくださる方も、前回とは全然違う。

僕が能動的にひとに向き合うとき、どんなことが起こるのか、楽しみです。

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